たとんの躁鬱的日常

躁鬱病と付き合うたとんとその家族の日常です✊

双極性障害(躁鬱病)になるまで③

私は仕事を休むことなく毎日出勤しており苦痛に感じることもなく、どちらかと言えば仕事に誇りを持っていたし毎日楽しかったです。

 

そんなある日新しく入ってきた利用者さんに痣があったとの報告を受けました。私は基本的に夜勤だったので服を脱がせることはありませんでした。なのでアザの存在を知りませんでした。その時他の職員から私が虐待したのではないかという噂を立てられ酷く傷ついていました。ですが無実なので過剰に反応することなく業務をこなしていました。ましてや噂を立てていた本人とは月に2回程度しか合わなかったので気にもしていませんでした。

 

それからしばらくしていつも通り出勤すると管理者に呼び出され虐待疑惑について説明するように言われました。私はやっていないので説明できないと言いましたが「皆が言ってるのに?」と圧力をかけるような言い方をされてすごく悲しかったです。そして職場の人が誰も信じられなくなりました。無実の罪を押し付けられ本当に本当に悔しかったです。

仕事中もこのことが頭をぐるぐる回って仕事が終わるまでに3回程過呼吸を起こしました。

 

家に帰っても#さんのわがままに耐えて職場でも耐えてもう限界突破してました。

 

次の出勤日の前日全てが爆発し実家に逃げ帰りました。一心不乱に高速を走って実家に着くと涙が止まりませんでした。辛くて電話したときのお母さんの「帰っておいで」って優しい声は今でも鮮明に覚えています。次の日の朝体が全く動かず今まで責任を持っていた仕事もやりがいのあった仕事も大学も#さんもどうでも良くなり体が動きませんでした。食欲もなく1日家に籠ってぼーっとして過ごしていました。親からの提案でしばらく休職することにしました。

仕事を休むために診断書が必要だったので心療内科にかかったのですがその時点ではうつ病との診断でした。

 

仕事を休み始めて15日くらいした時突然彼氏に何かしてあげたくなりました。当時の彼氏とはものすごく良好な関係で大好きでした。すぐにディズニーのチケットを4枚買ってホテルを予約して行こうよと提案しました。全て事後報告で笑

その時なぜか自分はすごくモテていると感じて同じ県内にもう1人獣医師の彼氏を作りました。「私は獣医師の彼女」というのが当時の私の誇りでした。これで実質彼氏は3人。#さんとは合わず他の2人と遊んでいました。平日2日は獣医師と土日は彼氏と過ごしていました。傷病手当が入り金遣いも荒くなりシルバーアクセサリーやブランドを大量に買ったり75万円の英会話を契約したりしていました。それに親や獣医師、彼氏は不信感を抱いていたと思います。そして毎週通院の度に派手になっていく私を診ていた先生から

 

 

「もしかして双極性障害じゃないかな」

 

 

と言われました。その時は私は障害なんかじゃない!と思い怒ってしばらく通院もしなくなりました。

 

ここから私の双極性障害との闘いが始まりました